ないものねだいありー

気づけば中堅社会人になった、30代中盤社会人の内なる思考をこぼしていきます。読書メモ多め。グロービスMBA修了。

6/16 ○

金曜日、昨日の送別会はそこまで遅くならなかったこともあり、今朝は思いのほかすっきり目覚められたー(日中は変わらず眠かったけど)

後輩ちゃんに、研修の課題の手伝いということで自分のグループの仕事概要を教えた。朝だけで終わらず帰りも時間を使って。意外と自分のグループの仕事も、整理して喋れないもんだなあ。

 

・・・こんな調子で日記?的な感じのことを書こうと思って昨日から始めたけど、早くも今日やるのを忘れそうだった。一番は、思考をここにアウトプットして整理したいというのが趣旨だったんだけど、冷静に考えればそんなに毎日アウトプットするほど思考が溜まるスピードは速くないので、目的のセッティングをもうちょいちゃんとやったほうがよさそうかな。

ただ出来事をつらつら書くのはあまり意味がないし。

 

明日、明後日は両日ともインタビューとか10月以降の履修関係とか。

今夜は早めに寝て週末に備えよう~

6/14 陽明学

本日は読書会のクラス。今日のテーマは「陽明学」でした。

 

真説「陽明学」入門―黄金の国の人間学

真説「陽明学」入門―黄金の国の人間学

 

「心に最大の権威を認める」ことが最大の特徴の思考である陽明学

徳である「良知」は誰でも心中に生まれつき持っているという「心即理」に基づき(孟子性善説に基づく)、これを最大限発揮すること「致良知」こそが目指すべきことであり(格物致知、事物を格(正)して良知を致す)、そのためには私欲をコントロールする「不動心」の獲得が必要で、そのための修養指針として「知行合一」と「事上磨錬」を念頭に置いて日々鍛錬を重ねるべし、大きくまとめるとこんな感じの思想学。

その根底には、「万物一体の仁」という、物事を分離して考えないという原則がある。分離は対立を生み、葛藤や争いの源になるという。

 

非常に難しい、というか慣れない内容で、かなり咀嚼に時間がかかったものの、3時間のクラスディスカッションを経てだいぶ理解は深まった。

人生を豊かに送るには心の修養が必要だ、というのは割とすんなり理解できていたが、それをどうすればいいのか、という行動への落とし込みでヒントを得られたのはクラスの賜物。

 

結局「致良知」にしても、言うは易く行うは難しで、例えば複雑系の俗世においては、「複数の良知」からどれかを選ばなければならない、いわば「最善解」を選ばないといけないシーンがままある。裏を返すと、良知を致したところで少数の悲劇は必ず生まれるということだ。

このような状況に直面した時、自分が最善の選択をできるように。悩んだ挙句に選択を放棄するという「最悪解」にたどり着かないように。結局、日常生活で常日頃から悩み、考え、決断を積み重ねていくことが必要で(これが事上磨錬の真髄)、同時に、学んだことをすぐ実践に落とし込む知行合一の心構えが必要なのだ。

 

この力を修養するために、上の通り意識を持ちながら日々決断を重ねることが大事だが、それ以外にも時間をとって自分を内省したり、パフォーマンスを発揮できるように事物の断捨離をしたりする引き算も同様に大事。

こうしてブログを書くこともまた、1つの行動になるんだろうなと思った次第。あと手帳にその日1日の気分を記号で書く、というのは面白いなと思ったので実践してみよう。

 

こういう思想学ははっきりいって苦手だったけど(自然法則に支配されてるという理系的考え方)、今回の陽明学を経て、人が人らしく人生を満喫するためには、感情や思考や心理を掘り下げて考えることはとても大事だなと実感した。これからその方向にも守備範囲を広げていこうかな。そう思えたクラスでした。

2年連続の後悔

チームで1つのものを作るのは難しい。

 

できる人にできることを任せたほうがよい。けどそれだとチームが回らないし前工程が詰まった時に取り返しがつかなくなる。しかし分業するとすり合わせに時間がかかり、終わらないと悲惨になる。

これを何とかするには圧倒的なパフォーマンスとやりきる力を獲得して何でも1人でできるようにしてしまうか、完全に分業してすり合わせに時間を極力注ぐかのどちらか。

 

昨年も今年も、中途半端に抱え込んでしまった結果、多分、傍目からはよく分からん最終的なアウトプットができてしまったと思う。アウトプットのギリギリまでの遅さと、分業の下手さが出てしまった。これは毎回反省と後悔を繰り返しているが、どうしたらいいんだろうか…組織として動くのは本当に難しい。

アウトプットに責任を持つ。いうのは簡単だが、チームでこれを成し遂げるにはどうしたらいいのだろうか。特に自分が動かすのが苦手な人を相手にする場合。

 

内容は間違いなく昨年よりもいいものができたと思う。何とか内容を読み解いてもらって、次のチャンスを与えてほしいなあ…昨年みたく悔しい思いをしたくない。

あと1ヶ月、やきもきする日が続きます。

久しぶりに

ブログをまた書き始めようかな。

最近あまりにもインプットばかりでアウトプットが足りてない。学びも、日常も。学びっぱなし、インプット過剰。読書メモも全然書いてないしなー。

忙しい、やることが多い今だからこそ、日々思ったこと、感じたことをここに書き留めておかないと。

 

意気込みでした。

今日から書くぞー

3/11 1Q終盤に来たので振り返り

2017年も3月になってしまいました。それももう11日目。

時間の流れが速すぎる・・・という一方で、年が明けたのがはるか昔なような気もする。

新しいこと・やりたいことを色々やっていて、時間に対する欠乏感を感じているんだろうな。こうやって、腰を落ち着けて振り返りをする余裕もしばらくなかったが、これは良くないことだと思ったので、意識的に時間を取ることにした。

今年の行動指針の一つに「振り返りをする」があるからね。

 

1Qの振り返り。

今年は目標を年初に4つ立てたので、それに沿う形で振り返ります。

 

①継続したインプットをし続ける

概ね○。ただこれは、GLOBISに通っているのである意味デフォルトで達成できてしまう目標でもある。

その上に、+αでどれだけインプットを重ねられたかというと、評価としては△。特に読書のペースが昨年よりも遅く、これはすなわち読む時間をつくれていないということになるだろう。最近は朝の時間が最近全然取れておらず反省ポイント。寝る時間をもっと早めないと・・・ということなんだろうけど、夫婦間で生活リズムが違う難しさもあり。難しいなあ。

時間的リソースとして、かけることができる時間はどうしても限られてしまうので、時間当たりのインプット量を増やす努力をしなければいけない。最近速読やってないけど、読書の生産性という意味ではあの読み方は確かに良いなという気持ちもあり。

コンテキストをゆったりと味わいたい本と、単純にインプットに努める本と、本に応じて目的を意識して、読み方(=手段)を変えるようにするべきなんだなと、最近ようやくちゃんと腹落ちすることができたから、あとはこれを実践することだ。

 

インプットと言えば、読書以外にもGLOBISの勉強会や予復習はもちろん、意味を広げると「成果につながる投資的な活動」と言い換えることができる。例えばデータ取りとか、地道な反復練習だとか。

もうここ1~2年くらい、こういった活動をするための時間的・体力的リソースの不足を常に感じている。だから、リソースの捻出と、生産性の向上を並行してやっていかなければいけないな、ということを最近よく考えるようになっている。

 

リソースの捻出でいうと、今年の行動指針にもある「やらないことを決める」こと。具体的なことはいくつかフォーカスを定めていて、必要性が低い残業、バンド活動(控えめにする)、一部課外活動など。あとは、できるだけアウトソーシングすること。特に、自分の中で重要性が低いことで、他者にとってはそれが大きな意味を持つことは、早めにアウトソースすることへ力を割かないとなと思っている。

生産性の向上でいうと、(「Inputする」ことを成果物と考えたときの)Inputを下げつつOutputを上げていくこと。WEBを活用して無駄な移動を削減したり、速読で時間当たりのInput量を上げていったり、人と話すことで振り返りのスピードと質を上げていったり。

これらをやることに意志を持ち、一個ずつ行動に落としていくこと。これが2Q以降にやらないといけないことだなと思う。

 

なおその他、これらを行動におこすために必要なことで、最近読んでなるほどと思った記事が以下の三つ。

どうにもやる気がおこらない時、やる気を出せる技術。 | Books&Apps

残業の減らし方について。 | Books&Apps

後一個見つからないけど・・・自宅でも部屋着ではなく、外に出る用のちゃんとした服装を着ると、だらけずシャキッとするという話だった。

この3つは、実践して即効性があるなと感じている。

 

②具体的な成果を出す

これは○といっていいだろう。昨年に比べて明らかに成果に向けて具体的な行動を起こしている。

ただ気持ちだけでなく、行動に移すことができているところは評価してもいいなと思う。

 

今年度特に意識していることが、できるだけ多くの人(これまで自分が一緒に仕事したいなーと思っていた人たち)に自ら声をかけていくこと。これがいわゆる「巻き込む」になるのかな。

これによって仕事の可能性が広がっているなという気もする一方で、メンバーの状態に応じてリーダーシップの取り方を使い分けなければいけない、ということを、じわじわと身をもって実感している。

自分はどちらかというと参謀タイプで、明確に道筋を示してそこにぐいぐい導いていく、ということはそんなに得意ではないのだが、メンバーによってはそうもいかない。意識的に、自分が引っ張っていくというスタンスを取る必要があるときもあるのだということを、理解しつつある。

 

このリーダーシップのスタンスのとり方と、それをどうやって行動に落としていくか、というところの結びつけが上手くできるかが、2Q以降の自分の課題だろう。

どうやってメンバーの力を引き出すか、そのためにはどこまで自分が具体的なビジョンを示してどこから遊びの部分を残しておくべきか。色々考え、試行錯誤しながらやっていけたらと思う。

 

③体調を万全の状態に整える

今のところ○。今冬は結局風を引かなかった!

強いて言えば平日の睡眠時間が充分に取れていないことかな。6時間取りたいけど、リズムがなあ・・・

 

④志を固める

概ねこれも○。一度スタンスをとってみると、いややっぱりそうじゃなかったという修正もしやすい。昨年時点では、一度技術者としてのスタンスを取ってみた。しかし今は、やっぱり技術に拘る必要はないんだなと感じている。

今の時点での志を言葉にするなら「新しい生活者価値を、イノベーションによって世に生み出す」ということになると思う。あくまで実現したいのは生活者価値、イノベーションは手段。その手段の中の一つとして、技術やデータ利活用がある、という整理の仕方になるかな。

この志が、将来的には「新しい社会的インパクトを、イノベーションによって世に生み出す」というように書き換わるといいなと思っている。

 

1Qはあっという間に過ぎてしまった感があるが、全体として自分の中では満足感のある行動をおこすことができている。どの目標についても概ね○の評価ができているのも、充実感の証なのかも。

最近周囲の人から「イキイキしてるね」と言われることもあり、こう評される状態はキープ/向上していきたいなと思う。

 

一方で課題は課題として(直近は時間のつくりかたと使い方)、冷静に自分の状態をメタ的に認知することは欠かさないようにしながら、1Qの残りと2Q以降をがんばっていこう。