少し前だけど、転職活動に一区切り。
結果は志望していた会社に内定という良い結果で終えることができた。
今は、受諾までの猶予期間。こちらの事情にも配慮してくれており、長めに期限を設けてくれているので、もう一度自己分析をやり直すつもりで、自分がやりたいことや過ごしたい人生について思いを巡らせ、最終決断をしようと思う。
正直、この期間に覚悟が決まるかどうか、論点はただそれ一点。
むやみに急がず、自分と家族と、じっくり話して考えて決めます。
お盆休みということで、しばらく前流行っていたときに買ったサピエンス全史を読み始める。(積読本でした)
硬く読み難い内容かと思いきや、意外に平易な言葉で書かれていて読みやすく、また内容も純粋に読み物として面白い。
生物学、社会学、史学、政治学、などなど、分野を何度もまたぎながら、ヒトという種が種としてどうやって発展してきたのかを紐解いている。人の種としての発展は、「虚構」にある、とは何度も面白く、しかし納得感のある考え方。
まだ読み始めたばかりだけど、お盆期間に上下読破して自分たち自身への理解を深めたい。
何度かこのブログにも書いてあるように、現在転職活動を進めている。
第一志望の選考に(予想に反して)順調に進んでおり、次は最終面接というのが現在のステータス。その一方で、転職というキャリアが現実味を帯びてくるにつれ、「今の(世間一般的に)恵まれた環境を捨てる覚悟があるのか」という問いに、否が応でも向き合わされている。
キャリアを変える・会社を変えるということは、こと人材の流動性が低く新卒至上主義の日本社会においては、本当に簡単な決断ではない。過ぎた時間は戻らない、という言葉の重みを強く実感している。
環境を捨ててやりたいことを貫くか、やりたいことに妥協して今いる環境下でやれることをやるか。
前者の方が潔く聞こえるが、環境を問わず頑張り続けることもそれはそれで美しいこと。
つまるところ、キャリアを考えることはそのまま「生き様」を考えることなんだと思う。
自分に、そして大事な人に、胸を張り、誇りを持つことができるのはどういう生き方なのか。
やりたいこと、成し遂げたいこと。家族との時間。努力し続けること。不満を抱かないこと。継続すること。仲間に囲まれていること。などなど。
こういう自分が大事にしたいタグがつけられるような生き方を選ぶことが、キャリアを選ぶ上で大事なんだろう。
覚悟があるのか。向き合う日々である。
ことをしないようにするためにはどうしたらいいんたろう?