ないものねだいありー

そろそろ若手ではなくなってきた、20代後半社会人の内なる思考をこぼしていきます。読書メモ多め。グロービスMBA修了。

1/5 ジャイキリから学ぶチームビルディング

今年のテーマの一つである”リーダーシップ観・チーム観のアップデート”。
その課題図書の一冊として、この本を読んでいる。

今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀

今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀

  • 作者:仲山 進也
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/10/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

言わずと知れた名作サッカーマンガ「ジャイアントキリング」を題材に、チームビルディングの法則について解説している本。
そもそも、ジャイキリのマンガ自体がめっちゃ面白いので、その解説本としてだけでも読む価値はあるのだが、この本に書かれていることは目からうろこのことがとても多い。
まさにチーム観・リーダーシップ観をアップデートするのにふさわしい一冊だと思っている。

 

振り返れば、自分はこれまで様々な場面で”チーム”として活動や仕事を行ってきたし、自分がリーダーになることもすくなくなかった。
決してチームビルディングに苦手意識はないし、むしろ世の中的には(どちらかと言われれば)上手いほうに入るような気もするのだが、一方で自分がリーダーになったチームは”自分の能力を超えた成果を生み出せない”という感覚に陥ることがままあった。

 

この本に言わせれば、それは”チーム”ではなく”グループ”の状態なのだと。リーダーが優秀であれば優秀な成果を出すことはできるものの、決してリーダーの持つ能力以上の成果を挙げることはできないのがグループ。
対してチームは、ある臨界点を超えるとメンバーの相互作用によって圧倒的な成果を生み出すことができる集団だと。そしてその成果は、メンバー個々人の能力の総合値を大きく超えてくるものだという。

 

グロービスはじめ大半のビジネスシーンで学ぶことというのは、極端に言ってしまえば、いかにリーダーとして能力を高めてビジョンを描けるようになり、その実現に向けていかにして人を巻き込み動かしていくか、ということだと思う。
それはそれで別にやり方として悪いわけではない。ただ、このリーダーになるためには、誰よりもリーダーの能力が圧倒的に優れていない限り、組織の成長はおぼつかないということになる。
果たして自分にそのリーダー像は目指せるか?と問うた時に、甘えではなく、自分の目指したい像とは少し違うな、と思っている。

 

先に書いた”グループ”と”チーム”の違いにおいて、”チーム”を作れたような経験もいくつかある。そういう意味では、決して自分から距離の離れた理論ではないと思う。
一方で、本書を読んでいると、まあ”グループ”のリーダーの振る舞いと合致している部分も多いなと感じる(まさに今PMをやっているプロジェクトでもそうなりかけていたことに気づいたり)。
今年のテーマの一冊として、何度も繰り返し読んで、実践をして、体得していきたいなと思う。

 

(そのためにもジャイキリ全巻揃えようかな・・・w)