ないものねだいありー

気づけば中堅社会人になった、30代中盤社会人の内なる思考をこぼしていきます。読書メモ多め。グロービスMBA修了。

5/28 ビジネスレポートは文章によるプレゼン

最近毎日反省が多い一方で、きちんと振り返りができていないため日々の学びが薄い。
インプットの絶対量自体が落ちているのもそうなんだけど、そもそもPDCAのCがちゃんとできていないからその後のAの精度も上がらない。

ということで、最近サボっていた日々の反省ブログを再開しようと思う。一言でもいいので、その日の振り返りと反省(良かったなら良かったことでも)を書く。毎日の質はまちまちでかまわないから、とにかく続けることを最優先とする。

・・・この、継続ってのが、結構難しいんだよなあ。でも一言でもいいから、がんばろ。

 

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さて、一言でいいと言いつつも、再開初日なのでとりあえずはPCよりそれなりにきちんと書いてみる。

ここ数日の業務において、とある賞の獲得を目指すために、外部の審査団体に向けたビジネスレポートを書いている。その筆が、なかなか進まない。正直GLOBISのレポートでもこんなに筆が進まなかったことはなく、あまりの遅さに自分の文章力がガタ落ちしているのではないかと思ってしまう程だった(実際落ちているのかもしれないが・・・)。

しかし、こうしてブログを書くときはめちゃくちゃ眠い中でも書きたいことがあるからそこそこスムーズに書けるし、そもそも物書きは得意というほどではないにしても、そこまで苦手な意識はなかったはずだった。なのにものすごい時間がかかる。これは異常事態だ・・・
そう思って、そもそもなぜこんなに時間を要してしまうのか、その原因を簡単に考えてみた。

 

文章を書くときにスピードが落ちてしまうパターンとして一番わかり易いのは、内容が固まっていないからということである。これは言わずもがなで、考えながら書いていたら当然遅くなるし途中で収拾がつかなくなって初めからやり直すということにもなりかねない。

ただ、今回はある程度書きたいことが固まっているのにもかかわらず筆が進まないし、逆に今みたいに考えながら書いても対してスピードがおちないこともある(今は眠くて進みが遅かったりするが)

つまり、内容が固まっていないから、というだけでは、「物を書くのに時間がかかる」という現象を説明することができないのだ。

 

こう考えたときに、「物を書く」という中の「ビジネスレポートを書く」ということの特性を考えてみると、少しその原因がわかるような気がした。

ビジネスレポートの場合、書く側にはその時の立場および何らかの目的があり、また読む相手がある程度決まっている、という特性がある。基本的には、書く側は読む側に対して、読後に何らかのアクションを期待して書く。

この考え方は、プレゼンテーションとすごく似ている。というか、メッセージの伝え方がリアルのプレゼンから文章に変わっただけだ。

 

こうなると、今回やたら時間がかかることがもう少し説明できる。

一つは、自分が「どんな立場で書くか」が定まっていなかったこと。もっといえば、自社の立場で書くべきなのに、やたらと評論家然としてしまい(これはグロービスのレポートの癖だと思うが)、リアリティを持って伝えられる文章になっておらず、そこで試行錯誤を繰り返してしまったこと。
もう一つは、「文章のスタンス」が定まっていなかったこと。相手に対してどんなトーンで語るのか、それが不明瞭なので書くのに時間がかかるということ。
あとは「相手の関心」を押さえることも要素の一つだが、これに関してはまあまあできているのではないかと考える。

 

このようなことを考えると、もっと自分の立場をクリアにして、スタンスをとることができれば、(伝えたい内容が固まっていることを前提として)もっとスムーズに書くことができるだろう。
もう時間に迫られている中だが、このことを考えながら、明日から残り機関でなんとか仕上げたいなと思う。