転職先の教科書として、2冊目を読了。
いやいやとてもわかりやすい本だったし、生き方について色々と考えさせられる本だった。本当のランチェスター理論はもっと奥が深いんだろうけれど。
このNo.1理論というのは、小粒のプレイヤーがある程度生きられるような構造の業界であれば、どの業界にも適用できる気がする。つまり、事業経済性や業界の構造的な競争要因の支配を免れた領域においては、その中でNo.1を取ることで弱者でも輝くことができるということ(もっとも、ある戦略グループを切り出したときに、その中でNo.1を取るためには、結局その戦略グループが属する業界の競争要因に則らないといけないのだが)。
そのための戦い方をあれこれと書いており、分かりやすく有益な本だった。
そして、後半は「凡人が人生で輝くためには一点集中しかない!」という理論。これまた、なるほどという感じ。
今年の行動原則に「選択、捨象、集中」を掲げたのは、実はこれを読んだから。良くも悪くも器用貧乏になりがちな自分、今年は転職して大きく仕事を変えるので、その中で自分の拠り所とする強みはどこと定義するのか?これを、3月までに明文化したいと思う。
そして、4月以降新たに集中すべき軸を自分で定義して、行動しようと思う。
実践、実践。