ないものねだいありー

気づけば中堅社会人になった、30代中盤社会人の内なる思考をこぼしていきます。読書メモ多め。グロービスMBA修了。

12/14 読書メモ:見るだけでわかる!ビジネス書図鑑

グロービスでお世話になった講師の書籍。

見るだけでわかる! ビジネス書図鑑

見るだけでわかる! ビジネス書図鑑

 

 

まだ読みかけだけど、面白い。

その一つはこの本のコンセプトで、とっつきにくいビジネス書をつまみ食いできること。一読して、これは読んでみたいなと思う本があれば、そういえばこんな内容だったなという本もある。もちろん、これは今はいらないかなという本もある。

Amazonのレビュー感覚で読めて、だけどそれより充実度と信頼度が高い。これ一冊で紹介されている冊数分の価値がある。

 

そしてもう一つこの本を読んで感じたのは、読んだ本の内容をまとめておくコツ。

本の冒頭には「本を読んだという事実を伝えることはできても、その内容まで伝えられる人は少ない」という趣旨のこと。

これは全くその通りで、自分にももちろん当てはまるし、それじゃ(スキルアップのために読んでいる以上)ダメというのも耳が痛い。一方で、このブログにも時々書き記していたり、読みながら書き込みをしたりしているように、自分でも読書メモを付けるなど記憶定着の努力はそれなりに計っている。

 

このギャップはなんなんだろうと思った時に、この本のまとめ方をみて腹落ちした感がある。それは、本の内容を「今の自分のメモとしてまとめる」のではなく「未来の自分にプレゼンテーションするためにまとめる」ということだ。

この本ではすべての本を3ページにまとめているが、それは単に要点を3つ抜粋しているわけではなくて、本を貫くロジックを凝縮して3ページにまとめている。

だから後から読んでどんな内容だったのか分かるし、たぶんまとめている過程でも記憶定着の深さが変わるんだと思う。

その中でイラスト化というのが、著者にとって一番しっくりくる手段だったということなんだろう。

 

自分はイラストではなく、スライドを作るイメージがいい気がするので、

今後読む本の中で特に残しておきたい本は、3枚プレゼンテーションするつもりでスライドにまとめてみよう。これを、最低月1冊やることを来年の目標にしようかな。質の高い読書、という視点で。

楽しみになってきたな。