ないものねだいありー

気づけば中堅社会人になった、30代中盤社会人の内なる思考をこぼしていきます。読書メモ多め。グロービスMBA修了。

11/26 伝わるプレゼンテーションの肝は「情報の絞り込み」と「誰にでも伝わる例え」だ

デールカーネギーレーニングのセッション6、内容は「仕事上の複雑なプロセスや考え方を、図や絵を用いて90秒間で分かりやすく説明する」というもの。

もともと複雑なものを咀嚼して分かりやすく伝えるのは苦手ではなかったが、これまでのプレゼンテーションで学んだ身振り手振りや大袈裟具合を取り入れてみたところ、Outstanding performance賞(当日のプレゼンターで最も優れた人にクラスメンバーの投票によって与えられる賞)をもらうことができた。

一度は取りたいなと思っていたので地味に嬉しい。もっとも、過去5回の中で一番準備不足だったのだけど(^^;

 

今回のプレゼンテーションでうまくいった要因は大きく二つあり、聴衆の興味のある話題に的を絞ったことと、分かりやすい例えを使ったことだった。

自分がプレゼンテーションした内容は、工場の生産プロセスと品切れが発生するメカニズム。他にも、工場の規模感だとか、近年の投資の金額の話とか、話したくなることは色々あったが、聞き手の状態からこの二つに絞るのが良いと判断した。

そにて、これを「カレーライスを作る」プロセスに例えた(もちろん下手くそな絵を合わせて(^^;)。カレーライスを作るのは、聞き手が誰でも想像することができる題材であり、かつ特徴をよく表しているからだ。

この二つの結果、かっちり説明しようとすると10分以上かかる内容を、エッセンスではあるが90秒で伝えることができたのだった。

 

プレゼンテーションはともすると話し手の伝えたい情報を話がち。

しかしそうではなくて、聞き手が興味を持っていることに絞り、分かりやすい例えを添えて話してあげることで、伝達効率をグンとあげることができるのだ、そんなことを改めて学んだ回だった。

 

グロービスの内容を違う角度から復習している感じで面白い。引き続き、大変だけど頑張って行こうと思う。