久しぶりに麹町に出向き、卒業生限定のセミナーに参加。
藤原和博氏の「戦略的人生計画のすすめ〜 キャリアの大三角形を作り100万分の1の希少性と信用をゲットしよう!」というタイトル。
キャリアの価値は三角形の面積で決まる。この三角形は、20代〜30代の一歩目、30代〜40代の二歩目、40代〜50代の三歩目のキャリア。
つまり、リスクを取って離れたキャリアに踏み出しそれを自分の足場として固める(これ重要)ほどに、キャリアの価値は高まるとのこと。この「固める」ためには1万時間が必要で、だから約10年で一つのキャリアという考え方。
そしてその過程で多くのマイナスモード(失敗、挫折、病気など)を経験すること。それは信用の創造・蓄積へとつながり、退職後の人生の彩りや収入につながっていくとのこと。
内容的に、今の自分はとても背を押される講演だった。
藤原氏の考え方で行くと、自分のキャリアはちょうど一歩目が固まった頃だろう。7年間で2回部署異動をしているが、いずれも工場内であり、現場→技術→管理と経験していることから、広く括って「メーカーの生産現場の運営管理」(もっといい言葉を見つけたいが)という一歩目を固められたところだと思う。
来年からの自分にとっての二歩目は、地方・中小企業(ベンチャー気質)・マーケティングというガラリと変わるキャリア。そういう意味でかなりリスクを取ってはいるが、幅は広がっている。このキャリアをしっかり自分のものにできれば、将来的ななんらかの広がりには繋がるだろう。嗜好品メーカーという繋がりもあるし、飛び地だが全く土地勘のない場所というわけでもない。
不安と畏れはかなりあったが、これをきちんと感じられることも信用獲得のために大事な要素だということでその視点からも悪い選択ではなかったかな。納得解として胸を張れる一つの要素になった。
しかし久しぶりにこういう刺激を受けるとやはりいい。
YouTubeにも上がっているし、ちゃんと目的を持って定期的に刺激をインプットするようにしよう。