今日は某ケースコンペの反省会。
特別講師からのメッセージは「インプリメンテーションにおけるリアリティをもっともっと考えよ!」と、まとめられるかな。
インプリメンテーション(実行)における関係者は、大きく分けると、
・大本の再生/成長戦略を立てる、経営層
・戦略を具体化して現場に伝達し、執行責任を負う執行役員・部門長
・実際に現場で汗をかく、管理職および一般社員
この3つ。
ここでイシューが「戦略に納得してもらい、協力体制を獲得すること」とおくと、
掲げるべき必須の問いとして、
・私(=経営者)は、最初にこの戦略を伝えられる執行役員・部門長の目に、どう映っているのか?
・戦略を実行に移す際、最大の抵抗勢力は誰になるか?
・このような状況を踏まえた中で、最もスムーズに部門長および現場の社員に動いてもらうために、経営者はどんな振る舞い方が必要か?
これらは欠かすことができない。
事業のエコノミクスやKSF、戦略として整合したものを描くのももちろん大事だが、それ以上に「それで、このレポートやプレゼンを見せて、みんな動いてくれるの?」という問いを忘れてはいけない。
実際、リアルにおいては一番意識している点だよね。それをケースでもやらないと。
悔しいし、つつけばつつくほどあらが出てくるけど、やっと「リアリティ」について、少し消化できたかな。
あとは本戦の反省会を楽しみにしよう…