5月からほとんど読書メモを書いていなかったようで(ほとんど読めていなかったともいうけれど)、今更ながら簡単に。
これが今年30冊目らしい。
所要時間約3時間半。
ざっくりいうと、選ぶ=捨てるということ。それだけだとまあごく普通のことではあるんだけれど、もう一歩踏み込むと「捨てるべきを捨て、残すべきを残す力を付けよ」ということで、なるほどと思わされた。文字にするとそりゃそうだという感じなんだけどね。
個人的に印象的だったのは、著者がカネボウの再生をしたときに、店頭のBCを「残す」という選択をしたこと。
あと、残すべきは「会社」ではなく「事業」なのでは?という主張も、なるほどと思わされた。
しばらく前だからこれぐらいしか残っていないけど、グローバルとローカルの考え方の違いとかも書いてあり、折に触れて読み返したい本。