ないものねだいありー

気づけば中堅社会人になった、30代中盤社会人の内なる思考をこぼしていきます。読書メモ多め。グロービスMBA修了。

8/17 読書メモ:選択と捨象

5月からほとんど読書メモを書いていなかったようで(ほとんど読めていなかったともいうけれど)、今更ながら簡単に。

これが今年30冊目らしい。

選択と捨象 「会社の寿命10年」時代の企業進化論

選択と捨象 「会社の寿命10年」時代の企業進化論

 

 所要時間約3時間半。

ざっくりいうと、選ぶ=捨てるということ。それだけだとまあごく普通のことではあるんだけれど、もう一歩踏み込むと「捨てるべきを捨て、残すべきを残す力を付けよ」ということで、なるほどと思わされた。文字にするとそりゃそうだという感じなんだけどね。

 

個人的に印象的だったのは、著者がカネボウの再生をしたときに、店頭のBCを「残す」という選択をしたこと。

あと、残すべきは「会社」ではなく「事業」なのでは?という主張も、なるほどと思わされた。

 

しばらく前だからこれぐらいしか残っていないけど、グローバルとローカルの考え方の違いとかも書いてあり、折に触れて読み返したい本。