ないものねだいありー

気づけば中堅社会人になった、30代中盤社会人の内なる思考をこぼしていきます。読書メモ多め。グロービスMBA修了。

8/17 余裕ができたので

ここしばらくを振り返ってみる。

 

この2か月、社内のチャレンジ機会に向けて突っ走り続けてきて、つい3日前にようやっと一段落ついた。半段落・・・といったほうが正しいかもしれないが。

お盆休みも相まって、ようやっと気持ちに余裕を持てるようになった。6月に京都の合宿で打ちのめされ、7月は毎週土曜日の講習で頭をひねり、8月にかけては毎日夜遅くまで会社の会議室にこもり、そして先週飛騨の合宿で再び追い込まれながらもなんとか一区切りを付けることができた。

あとは、8月の終わりの本気の本番まで、今ある全力を出せるよう、残る準備をしていく限り。

 

まだ振り返るには早いかもしれないけれど、思い返せばこの2か月は、良くも悪くも自分の「今の実力」をまざまざ突き付けられた2か月だった。

正直言って、自分はもっとできる人間だと思っていた。どこか、人とは格が違うところがある・・・おこがましさを敢えてそのままにして吐き出すと、こんなことを感じていた節があった。

例えば、グロービスに通って同世代の人とはそれなりに違う努力をし、その中でもキレがあるともてはやされ、実際にいい評価をもらっていた(最終成績だけでなくクラス中の発言も。これ大事)。もちろん仕事でもいい評価をもらっていたし、それに見合うだけの成果を出している自負もあった。他人ができない(あるいはやらない)ことに取り組み、それをちゃんと結果まで導いているのは、実際評価されてしかるべきところであるとは今も思っている。

そういうことをしながらも、人付き合いと趣味は大事にし、家の時間もちゃんと作っている。やっぱ自分、できるやつだなって、結構思っていた。

 

でもそれは、ものすごく狭い世界のモノサシで測ったときの見え方に過ぎないんだな。

自分は外の世界に出ても今と同じかそれ以上にやれる、って思っていたけれど、たぶんそんなことはないんだ。

 

今回今までの「箔」が全く使えない環境に放り込まれ、その中で自分にとって全く新しい経験をしていくそのプロセスの中で、自分のダメ・・・というか、これから伸ばしていくべきところが色々と見えてきた。

たとえば、

アウトプットのスピード(とにかくやる!粗くてもいいから終わらす!ということがなかなかできない)

時間的制約へのコミット(この時間まで!と自分で決めた〆切をずるずる伸ばす)

具体的なアイデアだし(分析はできるのにアクションのバリエーションを出せる量が少ない)

「分かる」から「できる」へ(グロービスで学んだはずのことが、ケースを解くというところから外れると使い物にならない)

責任感(何か意思決定をする際に人の言質を取らないと決められない)

など。たぶん、まだまだ他にもある。

 

今回初めて気づいたことだけではなく、今まで自分が見て見ぬふりをしようとしてきたことや、直したいと思っても直せなかったことなどがある。

ここしばらくの期間でどれだけ自分が成長しているのか、本当に成長しているのかは分からない。けれど、こうやって新しいことに挑戦していく中で、自分を謙虚に省みて、次につなぐ努力をしていく。そうやって一歩ずつ、進んでいくしかないかな、と思う。

 

今の課題は、アウトプットを早く、多くしていくことかな。

そのためにも、短くていいからこのブログももっとちゃんと(時間を決めて)書くようにしよう。

 

そんなことを考えた、夏休みの半ばでした。