2冊目。
所要時間:約2時間20分
「野蛮人」とはいわゆる「教養人」への対義語で、自分たちのような凡人のことをさらに自虐的に言ったものと理解。野蛮人というともっとがつがつした人のイメージだったので、こう読み替えたことでちょっと読みやすくなった。
1章は著者の読書術、2章は著者によるフロントランナーへの読書術インタビュー、3章は東大EMPの課題図書から著者が厳選した、リベラルアーツと著者が定義する6ジャンル別30冊(+補足に20冊)のおすすめ本の紹介。
今回読んだ目的は読書術のエッセンスを抜粋するためだったので、メインは前半2章分だったけど、3章のリストはこれはこれで今後読書を続けていくうえで良いリストになる(既に1冊買おうとしている)。
読書術の部分でいうと、下記3点は実践してみたいと思った。
・読む前に目的を明確化する。その本を通して何を得たいかをはっきりさせる。今でもそれなりに意識はしているけど、明文化してみてもいいのかもしれない。
・読んだ本のレビューをする。インプットを定着させるためのアウトプット。こうやってブログに書きつつ、Facebookにもエッセンスを投稿するようにしていこう。
・価値がないと思う本は無理して最後まで読まず早めに見切りをつける。書籍購入代はサンクコストなので、払ってしまった金は割り切ることが大事。たしかに。最初に「はじめに」と「目次」を読むことをコツとして挙げている人が多い印象。
あとは共通点として、それほど読む量が多くないとか言いつつも、登場するような人たちは年間100冊程度は軽く読んでいるということ。継続は力になる。それから、信頼できるキュレーションがあること。人からの照会は確かにいい本と巡り合う確立を上げるだろう。
一方で、パラグラフリーディングや読む順番など「速く読む」方法への考え方には差異があったり、「並行して読む」人が多かったのは意外なところ。後者はたぶん、一定以上知識のベースができてからなんだろうなあ。
これらのことを通じて、自分流の読書スタイルを確立することが一番大事で、そのためには数をこなすことが一番なんだということはよくわかった。
というわけで、残りの2日間の休みではできるだけたくさん本を読もう。