ないものねだいありー

そろそろ若手ではなくなってきた、20代後半社会人の内なる思考をこぼしていきます。読書メモ多め。グロービスMBA修了。

1/15 子どもの寝かしつけから学ぶプロモーションの真髄とは・・・

我が家の娘、もうすぐ2歳。

いわゆる”イヤイヤ期”に片足突っ込み始めた今日この頃、今まで寝入りはスムーズだったのが、最近かなり抵抗するように。

なお寝るのがイヤだから抵抗する、というよりは、もっと遊びたいから寝たくない、という感じ。イヤイヤ期というよりは、したいしたい期というほうが現実に合ってる感じかな。

 

さておき、ここ数日はベッドに泣くので仕方なくリビングで暗い中飽きるまで遊ばせてからようやく寝る、という感じだったのだが、

今日は妻が機転を利かせてぬいぐるみをベッドに一緒に入れたところ、(泣きはしたものの)だいぶ早い時間で落ち着き、眠りについてくれた。

 

ここ、プロモーションの真髄があるなと思った。

プロモーションとは、直訳すると”促進”。つまり、行動変容・態度変容を促す施策というのが、プロモーションの定義ということになる。

ここで、大事なのが「放っておいても変容する人は促す必要がない」、つまりプロモーションは不要だということ。裏を返せば、”放っておいたら変容まで至らない人”に対して、何らかのインセンティブを与えることで、変容を促すというのが、プロモーションの本質的な意味合いなのだと考えるようになった。

この”インセンティブ”は、単に値引きなど直接的なこともあれば、承認欲求を満たすことだったり、情報を提供して好奇心を刺激したりと、様々なアクションの仕方がある。

 

さて、寝かしつけでいうと、娘には”寝る”という行動変容をしてほしい。でも、まだ遊びたい気持ちが一定残っているので、放っておいてもなかなか行動変容は起きない(一方泣きたいわけでもない)。

そこでこれまでは無理やり寝かそうとしたり、語り掛けたりしていた。でも、それらは娘にとってインセンティブにならないので、態度変容を起こさなかった。しかし娘の好きなぬいぐるみを与えることで、”そのぬいぐるみといっしょにいる”ということがインセンティブとしてはたらき、結果として態度変容が促進された、ということになるだろう。

今回は”ぬいぐるみを与える”というのがプロモーション施策になったわけである。

 

うん、変な事例だけど、自分の理解は進まった気がする。

プロモーションって面白いなあ。

1/13 先人たちの失敗事例から学ぶ

今年2冊目はこちら。

世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由

世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由

 

 

過去の成功事例ならぬ「倒産」事例から、有用な示唆を得よう、というユニークなコンセプトの本。
冒頭にも書かれているが、失敗は成功に比べて詳細が世に出づらい。それは関係者に対する気配りだったり、当事者が話したがらなかったりと色々理由はあるけれど、一番は「成功譚は当事者が話したがる」からだと。確かに。

しかし、成功譚は得てして再現性があるとは限らないものだ。それは結果が時の運によるものだったり、あるいは当事者の主観や誇張によって事実が歪められたりしている可能性がある(酷い場合には成功そのものが捏造の可能性がある・・・それが意図しているかどうかは別として)。
一方で失敗談の場合は、もはや済んでしまったことなので脚色される可能性は低く(する意味もない)、第三者が事実ベースで冷静に分析をしているので客観性が一般的に担保される。加えて野村監督の「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言にもあるように、多少の運要素はあれど、失敗にはそれ以上の必ず明確な原因があるものだ。そういう意味で、失敗談からは普遍的な学びが得られやすい。だから、学ぶ価値があるものだ。

 

前置きが長くなったが、この書籍には25社の倒産事例が載っている。
掲載されているほとんどの企業が、誕生から一時代を築き、そして倒産に至るというプロセスを経ている。かつては栄華を極めた会社が、どのようにして(ほぼ一瞬で)転落していってしまったのか・・・というストーリーが、各社10ページ以内の分量で簡潔にまとめられていて読みやすい。どの会社の事例も、ドラマチックで面白く、それでいて学びが深いものばかり。さらにイラストも親しみやすいので読み疲れしない。それこそ、ビール片手に娯楽作品を鑑賞する気分で読むことができる一冊となっているw

 

ではこの本はただ過去の失敗者たちを笑うための本なのかといえば、そんなことは当然ない。一言で言えば、「立ち止まって考えるきっかけを与えてくれる本」である。

この本に載せられている失敗事例は、振り返ってみれば「なんでそんなことをしてしまったのか」と思うものが多い。また、多くの事例で外部環境の多大な変化(バブル崩壊東日本大震災、9.11、リーマンショックなど)によって”トドメを刺されている”パターンが多いのも特徴的だ(外部環境の変化が”倒産の真因”ではないことが大事なポイント)。
言い換えると、いくら客観的に振り返って「それはありえない」と思うようなことが企業内でまかり通っていたとしても、当事者としてそれに気づくことは相当意識しないと難しく、その状態を放置しているといつかは大きな外部環境の変化によって後戻りできない状態にまでなってしまう、ということになるだろう。
そうならないように、常に高い視座を持って会社を俯瞰的に見て、踏み越えてはいけない一線を超えていないかどうか顧みる癖を付けることが大事だということなんだろう。日常の企業活動にいるとその視座を失いがちだからこそ、この本にはそれを与えてくれるという意味でとても価値があるといえる。

 

上記のような大きく抽象化した学びはもちろん、各個別のケースからもドキッとさせられることが結構あった。
事あるごとに反面教師にできるよう、一冊手元に置いておきたい一冊だと思った。

1/12 2020年の課題図書ー戦略論編ー

本年度の課題図書設定。
書いて言葉にすることが、自分へのプレッシャーになると再認識。
というわけで、カテゴリ別につらつらと明記していく。

 

★戦略論

競争の戦略

競争の戦略

 

⇒ポーター学び直し。実はきちんと読破していない・・・本棚の肥やしにせず、ちゃんと読み、まとめる。戦略の分析の視点を得るために。

 

〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

 

⇒再読。上のを読む前に、これを一度読んだほうがいいかな。かつて読んだときよりは理解度上がっているはず。

 

[新版]競争戦略論I

[新版]競争戦略論I

 

⇒ポーターの論文集。先輩が持っているので借りて読む。この3冊で、ポーターについての理解がかなり深まるはずかな。

 

 ⇒ずーっと読もうと思っていながら、読めていない本。一度BBTのeラーニングで内容は把握しているので入って来やすいはず。戦略の考え方について違う角度から学ぶために。

 

⇒これもずっと読もうと思っているけど読み切れていない本。ポーター”以外の” 戦略学派を知るために。経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)と併読したら読みやすそう。日本語訳がいまいちなんだよなあ。。

 

ハーバード・ビジネス・レビュー ストラテジー論文ベスト10 戦略の教科書

ハーバード・ビジネス・レビュー ストラテジー論文ベスト10 戦略の教科書

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2019/09/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 ⇒HBRの戦略論文ベスト10集。上記と同じで、いろいろな角度から戦略論を学ぶために。

 

良い戦略、悪い戦略

良い戦略、悪い戦略

 

⇒最近”面白いよ”と勧めてもらった本。内容は把握してないが、「悪い戦略」についてきちんと書かれているのは良いなと思う。俯瞰的に戦略の良し悪しを把握するために。

 

世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由

世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由

 

⇒今読み進めている本。上記と同じで 、失敗例について学ぶことができる。数多くの失敗事例から、失敗のメカニズムについて把握するために。

 

一旦ここまで。すでに重たい本が結構並んでいる気がするけどまあいいかw

1/11 勉強の方針と具体的なタスクを

数ヶ月先まで決めておくのがいいかもしれない。

その方が、ある程度縛りをもって勉強するし読む本も定められるので良さそう。

 

今日は眠いから具体的には書かないけど、戦略・マーケ・チームビルディングが大きなテーマ。この3つをしばらくはしっかり学ぶという意味で、本を選んでいきたい。

1/9 「プロモーション」についての覚書

ずーっとつかみきれなかった「プロモーション」。

今日、やっと「プロモーションとは何なのか?」という問いに対して、少し自分なりの回答を持つことができるようになった。

以下覚書として。

 

マーケティングの目的は、商品が売れる仕組みを作ること。

・だけど製品が良くて、値決めが適切で、流通していても、消費者は必ずしも買ってくれるとは限らない。

・「プロモーション」とは日本語で「促進」。つまり、消費者に製品を購買してもらうために、行動変容・態度変容を促すこと、である。

・この促進の方法は様々あるが、大きくまとめると「コミュニケーション」を通じて、ということになる。このコミュニケーションは、単純な情報の伝達だけでなく、例えばサンプル配布なども含まれる。

・プロモーションを通じてターゲットをどんな状態からどんな状態へ変容させたいのか、というのが目的にあたる。

・その変容を促すには、何かしら動機づけをする必要がある。その動機づけるための企画が、プロモーションの具体的な施策にあたる。

・だからプロモーションの施策を考えるには、誰の態度・行動を、どんな状態からどんな状態に変えたいのか、そのためにはどのような情報をどんな方法で伝えるべきなのか、あるいはコミュニケーションをするべきなのか・・・という順番で考えるとよい。と思う。

 

メモメモ。

1/8 カルロス・ゴーンの記者会見に対する反応の違いから感じること

ゴーン氏の話す英語からそのまま内容を把握している層と、通訳の日本語やTVの解説を介して内容を把握している層の反応があまりにも違う。

前者は主にNPやFBのビジネスエリート系、後者はヤフコメやTwitter民。これほどまでにメディアによって反応が別れているのには、一種の恐ろしさすら感じる。


どちらが正しい見方なのかは正直わからない(ビジネスエリート層はインフルエンサー(代表は拘留経験がありこの件で最も強く日本の司法制度を批判しているであろうホリエモン)の影響を強く受けている節があるので)

が、情報を幅広く拾った上で自分できちんと考え判断しないといけないなと強く感じさせられた記者会見だった。

思考力と情報リテラシー、大事。