今日は出会って10年以上経つ、高校の部活の友人の結婚式。
在学中は苦楽を共にし、卒業後も年一ペースで会い続けている、親友と呼んでいい関係。卒業間際に就職先も近しい業界で、嗜好性が似ているのかも。
式はあっさりだったが披露宴がとても良かった。長年の友人だからというのもあるが、随所で感動。その一つが、友人の楽器演奏だった。
卒業前の演奏会で、メインの曲で自分が指揮を振り、彼が冒頭のソロを弾いたのだが、練習でずっと完璧だった彼が本番でまさかの大失敗。それ以来、(大学で口元の手術をしたのもあるが)半ばそれがトラウマとなって、楽器から完全に離れていた。
そんな彼が、トラウマを払拭するなら今日しかないと、10年ぶりにフルートを弾いて新婦へサプライズ、無事弾ききった。新婦はもちろん喜んでいたけど、この演出はもしかすると、自分始め高校部活同期の方が感動していたかもしれない。
それからもう一つが弟さんの涙。歳が7つ?くらい離れていて、もともと仲のいい兄弟だということは聞いていたのだが、ずっと写真を撮っていて、最後は涙を隠さず号泣しておりもらい泣き。自分とこはもちろん仲がいいものの、こんな関係ではないのでとても素敵だなと思う。我が子にもこんな関係のきょうだいができればいいなと思いながら感動していた。
今年は結婚式ラッシュだけど、どの式も想いがこもっていて素敵で、飽きないなあ。そして呼んでもらえるのがありがたい。
来月は今年最後の結婚式。これまた大学時代に苦楽を共にした深い仲の友人。楽しみだ。