ないものねだいありー

気づけば中堅社会人になった、30代中盤社会人の内なる思考をこぼしていきます。読書メモ多め。グロービスMBA修了。

10/8 読書メモ:99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る

53冊目。気をぬくとすぐに期間が空いてしまう。。。

99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る

99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る

 

 所要時間約1時間。

こちらも10月期の参考書として読了。

 

震災後の宮城県山元町にて高品質イチゴ「ミガキイチゴ」を生産する農業生産法人GRA代表による、GRA設立の経緯からミガキイチゴの誕生、そして世界への挑戦を描いた本。

著者がグロービスの卒業生ということもあり、個人的には馴染みあるエピソード。

 

この本もマザーハウス山口さんの書籍と共通で、やはり困難な状況の中で事を成し遂げるには、想いの強さが根底に必要だということを感じさせられる。

一方このケースは、すでに会社経営の経験があったこと、MBAの体系立てた知識を有していたことなどから、より状況を整理し、戦略的に動いて行っているようだ。プロセスに大きな違いがあり、やはりここは人それぞれなんだなと感じる(自分としては、こちらのほうがトレースできそうなプロセス)。

個人的リソースを有効活用したということになるかな。

 

ただいくら整理された知識や豊富な経験があっても、困難をチャンスと捉えられるか、それを乗り越えるために現場での地道なコミュニケーションなどを重ねられるかなどは共通して大事なこと。

特に、専門外のことを知るには「人に聞く」ことが有用であることを最近改めて強く感じる。この心構えを大事に、目の前のことに向かい合っていきたい。