ないものねだいありー

気づけば中堅社会人になった、30代中盤社会人の内なる思考をこぼしていきます。読書メモ多め。グロービスMBA修了。

10/31 自分に足りないものに気づいたHRM Day3

最近妙に余裕がなくて、あるいはモチベーションが上がらなくて放置していたこのブログ。
気温はすっかり寒くなり、バンドはライブを一度終え、と思えば次のライブが1ヶ月後に迫り、グロービスは10月期が始まりました。今日はグロービスの話。

今期は人材マネジメントとアカウンティングを取っていて、今日は前者のDay3。
過去2回、いまいちしっくりきていなかったんだけど、今回でスーッと腹落ちし、同時に自分に欠けていたものが見えたDay3でした。
以下は、ざっくりと覚書。

・根本的に、自分は経営者目線に立てていなかった。つまり、戦略を考え、その実行に必要な要素を考え、求める人材像を描くことをしていなかった。
また、戦略の実行のためにリスクをとる覚悟もできていなかった。
(もしかすると、HRMにおいてはリアルにリスクを想像できるため、他の科目よりも慎重になりすぎたのかもしれない。そういう意味では、リスクをとる覚悟を決めるのにとてもよい科目なのかも)
(リスク回避ばかり考えるのではなく、リスクを前提に対応策をだきあわせて考える、という思考も必要である)
・求める人材像というのを、具体的に考えられていなかった。人材像は具体的には、性格と行動と能力で考えるべきなのかな?このフレームワークは一度考えてみよう
・戦略との整合性、求める人材像との整合性が、判断基準である。この基準を明確にするためには、とにかく戦略と人材像を具体的に描き、一つ一つがどうやって整合しているのかを言葉で説明する努力をしないといけない。
・マネジメント上、評価の果たす役割にたいしてどうも思考が抜けがち。評価を通じて育成をする、メッセージを発信するために評価するなど、評価について、もっと戦略的に考えるべき。
・人事制度を通じて、経営として、我々はこういうことをしたいんだ、というメッセージを発している、ということを考えるべき。
・現場感を持ちすぎている。人材マネジメントは科目として想像が容易だから、そうなりがちなのかもしれない。
・多分、自分の価値観として、こぼれ落ちる人材を、拾って育てていく、ということを正義に考える癖がある。これは、過去の経験によって育てられたもので、悪いとは言えない。というか、現場のリーダーとしては、多分こういう価値観は強みとして生きるんだと思う(今ある資産を最大限に活用して成果を出していく、という)。しかし、経営目線に立つならば、溢れる人は仕方ないという、ドライな考え方も必要なんだろう(それを受け入れられるかは別として)
・国の文化の違いを理解しつつ、合わせていくべきは国の文化ではなく会社の戦略であることを意識する。

ざっとこんなもんか。
おそらく一番は、価値観か。学生の、吹奏楽やミュージカルのような、最低ラインをフォローしつづけるという価値観だけでなく、仕方ないよねというドライな考え方も、必要に応じて使い分けられるようになる必要がありそう。弱者、適合しない人は、淘汰される。的な。

うーん。学びが多い!
帰ったら整理しよう。