ないものねだいありー

気づけば中堅社会人になった、30代中盤社会人の内なる思考をこぼしていきます。読書メモ多め。グロービスMBA修了。

2024/3/20 今日の日経

金融正常化へ一歩 日銀、マイナス金利解除:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79388350Q4A320C2MM8000/

今日はどの新聞もマイナス金利解除が一面に。

その中で日経は「正常化へ一歩」のメッセージを強調。他を見渡すと、解除!やばい!的なメッセージが多く、さすが経済新聞だけあるなという感触。

 

マイナス金利解除、経営者は:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79385650Z10C24A3TB2000/

日経にコメントを寄せている経営者の面々は、軒並み冷静で既に手を打っていたというコメントも多数。こういう経営者になりたい。

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2024/3/19 今日の日経

日銀が大規模緩和解除へ、19日決定 長短金利操作も撤廃:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB172JO0X10C24A3000000/

 

日経平均株価が急反発、1032円高 日米の金融政策先読み:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB183HO0Y4A310C2000000/

 

こういうのを「市場は織り込み済み」というんだな。今回初めて実感。

金利がどんどん上がっていく可能性は「織り込まれていない」が、果たして。

 

2024/3/16 雑感メモ(経営観・経営判断・エフェクチュエーション)

この一週間で思考したことを書き留めておく。

 

どんな経営観を持つか

経営者が持つ経営観にはいくつかのパターンがありそう。

  • 圧倒的成長志向型(とにかくリスクを取って圧倒的な成長を志向する。ベンチャー創業者・起業家に多い)
  • 変革再成長志向型(停滞していた組織に変革を促し、新たな成長の道筋を立てることを志向する。大企業に多い)
  • ゴーイングコンサーン型(長く継続することをまず重要視したうえで成長を志向。ゼロリスク志向とは異なる。ファミリービジネスに多い)

綺麗にどれと分けられるわけはないし、他のパターンもあると思う。現実的には、現状維持志向型、ゾンビ志向型とかもありそう・・・

ただ、優れた経営者と評される経営者は、明確な経営観を持っていて、それに則って一貫性のある経営を行っていそう。

経営者の話を聞く機会があれば、この人はどんな経営観をもって経営しているのか?ということを考えながら聞いても面白そうだ。

 

「やりたい」を描くビジョン創造力と「やる」を決める経営判断力は異なるスキル

前者は、Will/Wantを描く力。資質的な側面もあり、明確かつ魅力的なビジョンを持つ人には、周囲の人にはワクワクしてついていきたくなる。強いリーダーの重要な資質。

対して後者は、Should/Must/Can/Can'tを考慮して、最終的に何をするか=Doを判断する力。明確な違いとしては、Doには責任が付随する。より「経営」の仕事なのだと思う。そういえばCEOのEはExecutive=実行・執行の意味。そういうことだ。

こうして整理すると、前者は後者に包含されるスキルだし、自分は後者のDoを決められる人間になりたいのだなあと感じる。

自分よりも得意な人がいそうなWill/Wantは、人に委ねるというのもあるのかもしれない。もちろん自分の内発動機=Will/Wantも磨いていきながら。

 

エフェクチュエーションはRVBの新しい見方

最近インプットしているエフェクチュエーションという概念。

 

手中の鳥、レモネードなどユニークな原則があるが、本質は「コントロール可能なリソースを展開して予期せぬ結果も含む成長を生むための思考プロセス」といったところかと思う。

ポーターに代表されるSCP派とは対比的なRVB派の新たな見方と捉えると、色々と整理して受け止めやすそうだと感じる。

個人的には「許容可能な損失の原則」が大きな肝となりそうだと感じている。読み進めたらまた感想を記載する。

 

 

思考の外部化はスッキリする。

今週もインプットに勤しもう。

 

2024/3/7 ブログは思考のメンテナンスツール

驚いた。

今朝のブログをつけたからだと思うが、今日はものすごく思考が冴えていた。

例えるなら、溜まっていた膿を出し切ったあとのすっきりした感覚。あるいは酷く散らかっていた部屋を片付け切った後の爽やかな感覚。PCで例えるなら、ディスクのクリーンアップをしてパフォーマンスを取り戻したという感じ。

 

ブログはメンタルバロメーターであるとともに、思考のメンテナンスツールであることを再認識した1日。

うまく使い続けていこう。

2024/3/7 ブログはメンタルバロメーター(1年半ぶりのブログ再開)

久しぶりのブログ記事。

前回が2022年の9月なので、ちょうど1年半ぶり。

自分にとってブログは一種のメンタルバロメーター的なところがあるので、この1年半はブログを書こうという気持ちにならなかった(良い意味でも悪い意味でもなく)、そういう精神状態だったんだな、という振り返りをしている。

「書かない」ことにも、自分にとっては意味があるということかな。

 

久々にブログを書こうと思ったのには、いくつか理由、というかぼんやりとした思考の欠片のようなものがある。たとえば、以下のような理由。

・インプットーアウトプットのサイクルが滞留している感じがあり、アウトプットを行うことで活性化したい気持ちを持っている

・漠然と自分のモチベーションが上がりきらない日があり、志や内省したことを言語化したい気持ちになっている

・日々考えたことを書き留めて、思考をフローからストックにしていきたい気持ちがあある

言語化や文章を書く力が衰えているような感覚があり、ブログを書くことを通じてもう一度「文章を書く」ことに慣れたい

・隙間時間に漠然とSNSや情報サイトを見ていて、だけどその時間からは何も残らず、時間を捨てている間隔がある(ので、スキマ時間になにかやれることがほしい)

 

まあ、一言でいうと、漠然とした停滞感を自分の中で感じているからそこに小石を投げ込むきっかけが欲しかったということ。

だいたい自分がブログを書こうとするタイミングは、何かモヤッと考えていることがあるタイミングだ、と相場が決まっている。

そういう意味で、冒頭の「ブログはメンタルバロメーター」ということなのだ。

ふと見たはてなブログトップにかかれていた「思いは言葉に。」というコピー、まさにこれが今の自分の気持を表しているような気がする。

 

では最近はそんなにモヤモヤしているのか?というと、別段酷くモヤついていることはなく、基本的には楽しく日々を過ごしている。キャリアは順調だし、特にこの半年強の期間はかなり大きな仕事に関わり、そこでのパフォーマンスを評価してもらったりもした。

プライベートでは、まあ少し上手く行かないこともあったりするけれど、新しい家は引き続き快適だし、子どもも大きくなって時間が少しずつ生まれるようになってきたし、家族仲もよいほうだと思うし、これまた大きなネガティブはなく過ごしている。

総じて、ここまでは順調に人生のステップを重ねているといっていいんだと思う。

 

一方最近感じている「漠然とした停滞感」というのは、「今は良くても今の日々を続けていると、10年後に自分が理想とする姿になれないのでは」という感覚といえばよいか。

自分の思考の癖として、周りの年上(だいたい10個上くらい)のすごいと思う人と比べて、「あの人はすごい。でも自分はあの人より10才若い。だから向こう10年過ごしていれば、あの人よりもすごくなれる。」と考えることでモチベーションを高めているところがある。

これが、今の過ごし方を10年続けると、あの人よりもすごくない人間になってしまいそうだ・・・という感覚になると、それが「漠然とした停滞感」となって自分にまとわりついてくる、という感じなのだと思う。

そんなに深刻ではないが、確かにこういう感覚は持っている自分がいる。

 

ということで今日をきっかけにブログをまたしばらくはじめていこうと思うが、ざっくり考えていることとしては、

・多様なインプットを増やす

・アウトプットも増やす

・抽象だけでなく具体なことを考えることを得意になる(具体を考える苦手意識を払拭する)

・色々な人と交流を重ねる

・経済学に明るくなる

・生成AIや統計学に関する経験を積んでいく

・自分の趣味をもっと深める(DTM、ベース、小麦粉料理、など)

・色々な場所に行く(特に今住んでいるエリアを中心に)

・体験資産を積み重ねる(エンターテインメントをもっと摂取しにいく)

・お金をもっと使っていく

・誰かから委託される副業や、本業とは別に自分で起こす事業を考える

こんなことかなと思う。

書いてるうちにどんどんといろいろなことを思いついていったので、ここに無いことも含め、日々考えたことをどんどん言葉にしていきたい。

 

あー、やっぱりこうやって思考を書き出すのはいい。脳がかき回され、活性化してくる感覚がすごくある。あっという間に2000文字を超えてしまった。乱文だけど。

以前どこかで「思考をゲームだとすると、書き出すことはセーブすることである。セーブしない限り、毎回同じ地点から思考を再スタートしてしまう。だから思考を進めるために、書き出すことが大事」という意味合いのことを見たことがあった。科学的にこれが正しいのかはわからないが、感覚としてはまさにそうだなと思う。

こうして書いている合間にも、次から次へと最近考えていた思考が浮かんでは消え浮かんでは消えしている。多分またしばらくしたら書くのが止まるとは思うが、しばらく気の向くままに続けてみよう。

9/16 またも久しぶりに&エンタメ不足の日

いつもながら大幅に間隔の空いたブログ更新。

前回更新が2021年11月なので、約10ヶ月ぶりの更新のようだ。

 

前回「ブログを再開」と書いたときの記事を見返すと、どうも成長鈍化を感じていたらしい。今振り返ると全く甘ったれたことを言っているw

それから今日までをざっと棚下ろすと、マネジャー2年目、複数の大型ローンチを無事に遂行、業務範囲が広がるなどキャリア的には順調である一方で、組織開発に本腰を入れて取り組むことで難しさに直面し、いくつかの大きな経営判断を目の当たりにして自分の視野視座の不足を思い知り、成長課題の認識とキャリアビジョンの具体化をすることができた1年であった。

おそらく昨年感じていた成長鈍化(の感覚)の原因は、仕事に対する慣れではなく自分の現在地の客観的な認識が欠けていたからだろう。その意味ではこの1年は、仕事を順調にこなしながらも成長課題に気づくことができた、ある意味運の良い1年だった。まだ終わっていないけど。

 

この「成長課題」について、具体的には気が向いたらおいおい書くとして。

久しぶりにこのブログを開きたくなったのは、毎度変わらずモヤモヤを抱えたからで、それをしたためておきたいと思ったからだ。

といっても今回は仕事絡みではなく、表題の通り「エンタメが不足している」ということ。言ってしまえば、プライベートの話。

 

この1年、プライベートでは「家を建てる」という大きな大きな出来事があった。

非常に大きな意思決定で、今もまだ色々と整えている最中ではあるが、総合的には人生における一大プロジェクトをやり遂げることができた。日々快適に過ごせて生活のクオリティは間違いなく向上したし、家があるからこそできるようになった新しいレジャーもたくさんある。

一方で、最近ちょいちょい「刺激が足りない」と思うことが増えている。なんというか、無目的にスマホを眺める時間が増えている(増えてしまっている)のだ。これはよくない。

 

こちらの生活は快適なのだが、どうしても刺激が足りていないと感じることがある。加えて、直近コロナで出社を控えていて人と話す機会が減っていたり、どうしても子供を優先して趣味の時間が取れていなかったり、節約志向で色々我慢していたり、あとはもちろん仕事が一定忙しかったり、そういう様々な要因が絡んでいるように思う。

そして結果として一定時間やメンタルのコストがかかる「新しい刺激」へ二の足を踏んでしまう、そういう状態に陥ってしまっているのだろう。

 

多分、これが10年続くと本当に「仕事がなくなったら何も残らないオジサン」になってしまうのだろう。

今は仕事が大事な時期だとは思いつつも、それならそれでもっと仕事のことをすればいいのであって、その気持すらなかなか起きないということは、ほぼ確実に仕事と趣味のバランスが崩れているのだと思われる。

仕事も大事だけど娯楽も大事、そのことは忘れずに日々を過ごして行くことを改めて感じている。

 

あとは、瞬間的に仕事が落ち着いていて「達成すべき目的」が今珍しく薄い状態だから、一層刺激が少なく感じているのもあるかもしれない。目標志向的な。

これはこれで、セルフマネジメントの意味も込めて、もっと課題発見をしていかねばな、と思う次第。

 

つらつら書いてみたけど、また1ヶ月くらいはそれなりの頻度で思考の記述ができるといいな。

11/20 ファシリテーターの心得

・常に中立に

・常に俯瞰的に

・自分の意見は持っている

・でも自分の意見へ誘導はしない

・場にいる参加者の意見が重要

・中立なフリをして最後に自分の意見を伝えてその方向にもっていく⇒ただのイヤな上司

・本気で中立に振る舞って結果的に自分の意見と同じだったら共感するし、違う意見に落ち着くなら委ねる⇒ファシリテーター

 

みたいな感じかな?

縦横のマトリクスで整理もできそうだ。場の流れに委ねる⇔自分の意見に持っていく、中立に振る舞う⇔意見を主張する。中立に振る舞い、かつ結論を場の流れに委ねられるのが、ファシリテーターということか。

ポジションを利用して、自分の意見を伝えて誘導するのはファシリテーターではない。

 

まだ言語化が荒いけど、もう少し考えてみよう。